滋賀県草津市の顧客様邸。
玄関・廊下・縁側の張替リフォーム工事をご依頼頂きました!!
洗面所前や階段を下りた箇所の床が弱くなっており、抜け落ちそうになっておられた為、ご依頼下さいました。
長~~い、L字の縁側!
床の沈みはありませんが、永年陽に浴び焼けている箇所や、サッシ付近は雨などで表面が傷んできています。
丸ノコで既設の縁甲板に切れ目をいれ、解体がスタート!!
捲り上げられるよう、きっかけとなる口をあけ、、、
捲っていくと、床材を支えていた下地が現れます!!
この下地は根太工法!!尺(303mm)ピッチで木材を仕込み、その上に床材を張っていく工法です♪
根太撤去後!!
縁側が一旦リセットされました!!
ここから、新しい床下地をくみ上げていきます!!
まずは土台の側面(内側)に新しい根太を支える木を打っていき、、、
根太を掛けていきます!!
ここまでは、リフォーム前とほぼ同じですが、、
根太と根太の隙間に断熱材を入れ込みます!!
この断熱材があるだけで、冬場のひんやりが解消されます!!
縁側は外気の影響をもろに受けるので、断熱材が有ると無いとでは、体感の温度が全然違います!!
最後に構造用合板を張って、下地が完了!!
この上に新しい縁甲板を張り仕上げていきます☆
この工法を、捨て張り工法といいます!!床下からの湿気や冷気を遮り、床鳴りも防ぎます!!
玄関・廊下部分に着手!!
縁側に比べ大きな範囲となり、玄関框や階段、出入り口の敷居がある為、解体は更に慎重に!!
大引、根太を入れ替え、断熱材の施工!
断熱材の施工完了!!
構造用合板は仮止めして、歩行できるように!
張替後の縁側!!
ピカピカ、ツルツルです♪
手前の縁甲板は既存のまま。
見比べると、鮮やかさが違います!!
床の解体の際、取り外した巾木の復旧作業!!
建てられた当時は、床材を張り、巾木をつけ、壁を塗っていく、との流れで仕上げていきますが、
今回は、仕上げられた壁に対して巾木をつけていく作業になる為、ピッタリと合わせるのに大工の腕が必要になります!!
じゅらく壁はまっすぐに見えても、塗りの差があり波打っています。
それに対して、表面を化粧に整えた木材は、真っ平!!
どうしても既存の壁にそのまま付けると隙間ができます…。
出来る限り隙間なく。カンナを使い微調整。これが本物の大工の仕事です。
今回、玄関と玄関ポーチのタイル張替リフォームも同時施工!!
既設のタイルをハツリ取り、一日で丸裸に♪
後日、巾木の続きと、タイル下地を施工します!!
巾木の取り付けが完了!!
手前のタイル部の工事も着々と進んでおります!!
月曜日にタイル工事が完工♪
先月から取り掛かっておりました、縁側の縁甲板張替、玄関タイル張替、玄関引き戸交換リフォーム工事が、本日完工を迎えました!!
建物の顔である玄関が、ピッカピカに生まれ変わりました☆
縁甲板も、無垢の巾木も、少しづつ味わいが出てきますので、その変化も楽しんでいって下さいね♪
【自社大工、自社工場を持つ、和風建築に強い工務店:雁瀬工務店】
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